Vol.9 プッチーニ原作 「トゥーランドット」
本報告書は2007 8/16 神奈川県立平沼高校内小ホールで行われました横浜市高校演劇連盟・横浜ふね劇場を作る会・ルームルーデンス主催のエデュケーションプログラムVol.9の報告書です。
以下にその詳細を記し、今後の参考、指針にして頂ければ幸いです。
横浜市高校演劇連盟の夏の企画として前事務局長吉倉先生より依頼があり、2003年7月、2日に渡るワークショップを経て、2004年、第一回目としてBAKArt1929馬車道ホール、2005年二回目として神奈川県立横浜桜陽高校内大階段に於きまして実現に至りました。本年は神奈川県立平沼高校内小ホールでのプレ公演、赤レンガ倉庫前特設テントでの公演を計画いたしました。。
![]()
プレ公演 神奈川県立平沼高校(〒220-0073 横浜市西区岡野 1-5-8 TEL 045-313-9200)
![]()
|
8/16 |
15:00 |
観客動員数100名 |
| 演出 | 田辺久弥(ルームルーデンス) |
| 音響 | 笠原玄也 |
| 照明プラン | 福島早紀子 |
| 照明オペレーター | 東條香織 |
| 名もなき王子=カラフ | 松田俊彦 |
| トゥーランドット | 江頭麻美 |
| 皇帝アルテゥム | 東享司(studiosalt) |
| ティムール | 石井大海 |
| リュウ | 藤森奈緒 |
| ピン | 郷地健人 |
| ポン | 佐藤瑞希 |
| パン | 三森伸子 |
| ペルシャの王子 | 木下智巳(studiosalt) |
| 群衆 | 黒澤笙子 |
| 西沢夏子 | |
| 藤原愛梨 | |
| 田島知世 | |
| 宇佐美陽子 | |
| 古江麻梨 | |
| 丸山咲子 | |
| 松永怜珠 |
![]()
古代中国、北京。世にも美しいトゥーランドット姫は、「姫に求婚するものは3つの謎に答えなければならない。誤れば首を斬られる」というおふれをだし、多くの国々の王子達が謎に挑んでは殺された。
ペルシャの王子が処刑される日、戦乱で離れ離れになっていた、タタールの老王と王子カラフがめぐり合った。喜びもつかの間、カラフはトゥーランドットの姿に心を奪われ、3人の大臣ピン・パン・ポンや、止める父と女奴隷リューを振り切って、ドラを鳴らし謎に挑む宣言をする。皇帝の前で、カラフはトゥーランドットの出す謎を次々と解き、北京の民衆はカラフの勇気をたたえる。動揺し、かたくなにカラフを拒むトゥーランドットに、カラフは「今度は私がひとつだけ謎を出そう。明日の朝までに私の名が分かったら、私は死ぬ」と約束する。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]()
2004年、2005年と徐々に規模を大きくしてきた当企画ですが2006年度は資金難から中止となってしまいました。最後の最後まで国、あるいは地方自治体へ働きかけ続けましたが本企画の「受け皿」に思考を巡らさなくてはならないと強く確信させられた1年でした。その2007年度に入り過去の公演でもご協力を頂いていました「横浜ふね劇場を作る会」の一宮さんから連絡を頂き、横浜で新しい団体「演劇創造プロジェクト神奈川」が総会を開き運営を始めるという連絡を頂き、私どもから一宮さんへこの企画をお任せできないかというお願いをしました。当初の理念を良くご理解いただいていた一宮さんの意向でみなとみらい地区「臨港パーク」内水上公園での野外公演を前提に2007年度の企画はスタートしました。UFJ財団の助成決定、文化庁の人材育成事業の決定など良いこともたくさんありましたがそれに伴う「演劇創造プロジェクト神奈川」主催の「フリンジフェスティバル」の詳細決定が非常に遅れ人材募集の告知が遅れたこと、高校演劇連盟主催企画などとのバッティングを避けた結果、8/16というお盆時期での公演という今までにない条件になってしまいました。これが直接の原因で高校生が以前の公演のようには集まらず7/21時点で13人、つまり野外公演を成立させるには半分以下の参加人数になってしまいました。本来であれば中止という選択肢を選ぶ寸前でしたが、元高校演劇連盟事務局長である平沼高校演劇部顧問の吉倉先生より、施設が充実している平沼高校の小ホールで公演をされたら、というお誘いを頂きました。一宮さんと協議した結果、8/16をプレ公演、10/30.31を「フリンジフェスティバル」の一環としてテントでの本公演という結論に達しました。参加高校生とも協議の結果総意として第3回公演はプレと本公演の二回に分けての公演となったわけです。
本作品の演出プランは当初の目的通り変化させず、また過去二回で作り上げた小道具や大道具は高校演劇連盟で保管していただいておりました。ただし以前は20名以上で演じていた「群衆」が今回は7名であることを鑑み、1幕をかなり以前と違った演出方法を取り、それにより単独で「ペルシャの王子」、また以前にはないイメージシーンを創作いたしました。また今回は皇帝とペルシャの王子役に横浜を地場に活動し高い評価を得ているstudiosaltの俳優二名の参加を得ています。
稽古日程
7/21(ZAIM)7/22(ZAIM)8/2(ZAIM)8/3(ZAIM)8/4(平沼高校)8/5(ZAIM)8/6(ZAIM)8/7(ZAIM)8/11(ZAIM)8/12(平沼高校)8/13(ZAIM)8/14(平沼高校)8/15(ZAIM)